韓国の半導体関連企業の日本法人が、熊本県玉名市に工場を新設することを決めました。

熊本県や玉名市と立地協定を結んだのは、東京に本社を置く半導体関連企業の「タミコ熊本」です。

「タミコ熊本」は台湾やアメリカにも拠点を持つ、韓国の「KoMiCo(コミコ)」の日本法人として2025年4月に設立され、新設される玉名市の工場では、半導体や液晶の精密洗浄とコーティングを担います。

親会社の経営幹部は、「周辺の環境や人材確保に対応してもらえるということで玉名を選んだ。日本の半導体業界は伸びると確信している」と話しています。

工場は2025年11月に着工し、2026年12月の操業開始を目指していて、新たに30人の従業員を雇用する予定です。