タイとカンボジアの国境地帯で軍事衝突が続くなか、戦火はさらに拡大しつつあります。カンボジア国防省は、世界遺産の「アンコールワット」があるシェムリアップ州をタイ軍が空爆したと非難しました。
今月7日から続いているタイとカンボジアの軍事衝突では、双方で20人近くの民間人が死亡し、数十万人が避難を余儀なくされています。
こうしたなか、カンボジア国防省などによりますと、国境から離れたシェムリアップ州スレイスナムの避難民キャンプ付近をタイ軍が空爆したということです。
シェムリアップ州には、カンボジアの象徴でもある世界遺産「アンコールワット」があります。
空爆があったのは、「アンコールワット」から数十キロ離れた場所だということですが、カンボジア国防省は「タイ軍が領内の奥深くまで攻撃範囲を拡大させている」と非難しています。
一方、タイ政府は、カンボジア軍がロケット弾で学校などがある民間人の居住地域を標的にしていると主張。
アメリカのトランプ大統領や、ASEAN議長国マレーシアのアンワル首相が停戦を働きかけていますが、戦火はさらに拡大しつつあり、事態の収束が見通せない状況となっています。
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