路面電車・熊本市電の延伸計画の延期に関する住民説明会が開かれ、住民からは延伸の必要性そのものに疑問の声が相次ぎました。
熊本市は、健軍町電停から熊本市民病院までの約1.6キロを141億円かけて延伸させる計画ですが、相次ぐ市電の運行トラブルを受け、大西一史市長は2025年1月に「安全確保を優先したい」として、無期限延期を表明しています。

7月30日の夜に開かれた説明会で市の担当者は、安全を最優先に取り組む考えを示しましたが、費用対効果の面などから延伸事業そのものに疑問の声が相次ぎました。
参加者「そこまでの需要があるのかどうか」
参加者「一車線をつぶすでしょ。渋滞がまたここで起きはしないかと思うんです」

市は、今後も同様の説明会を開きたいとしています












