『電停施設』『運行ダイヤ』など7項目ごとの【満足度】
7項目それぞれの回答結果を見ると、全項目で前年度よりも【満足度】が低下し、【不満足度】が上昇しました。
その中で項目別に【満足度】が高かったのは、上から順に『運賃』、『乗務員の接客』、『情報提供のサービス』でした。
一方、【不満足度】が高かったのは『電停(停留所)施設』、『運行ダイヤ』、『車両』の順でした。

<【満足度】が高い順>※カッコ内は前年度
(1)運賃:65.2%(72.0%)
(2)乗務員の接客:57.2%(70.3%)
(3)情報提供などのサービス:54.4%(63.0%)
(4)市電路線:49.7%(59.2%)
(5)運行ダイヤ:47.1%(67.1%)
(6)市電車両:47.0%(59.8%)
(7)電停施設:38.1%(45.9%)
<【不満足度】が高い順>※カッコ内は前年度
(1)電停施設:33.0%(24.3%)
(2)運行ダイヤ:31.2%(9.6%)
(3)市電車両:27.9%(12.9%)
(4)市電路線:27.2%(15.5%)
(5)情報提供などのサービス:18.7%(8.2%)
(6)乗務員の接客:14.0%(4.2%)
(7)運賃:13.9%(7.6%)
<分析>
熊本市交通局は、例年は満足度の上位3項目に入っている『運行ダイヤ』が今回は5番目になったことについて、「去年(2024年)6月29日からの減便の影響と考えられる」としました。
また、新型車両を導入したにも関わらず『車両』の満足度が下がったのは「去年、ドアを開けたまま走行したなどの運行トラブルが影響していると推察される」としました。