大晦日限定の具材に “貴重なそば”

最後は、熊本市東区長嶺南にある『蕎麦ダイニング華実地』。大晦日限定の店内で楽しめる年越しそばが販売されるそうです。

そのメニューが、「みそか蕎麦」。京都から仕入れた湯葉に、海老天や力餅、かまぼこなども入っていて見た目も鮮やかです。

華実地 高木康弘さん「大晦日にしか乗らない具材がたくさん乗ってますので、その日にしか出ない味に仕上がってますね」

手がけている店主の高木さんは北海道出身で、そば粉に強いこだわりがあるそう。

高木さん「北海道の牡丹そばという品種を使っているんです。幻のそばと言われていて、北海道の生産量の中でも、数%しか採れない貴重なそばです」

牡丹そばは、香りと風味が強く、石臼挽きで製粉することで、のど越しも良く、しっかりとした歯ごたえを感じられるのだそう。

そのそばと合わせる自家製のつゆには、関東の少し辛めの濃口醤油と、鹿児島県産の鰹節を使った出汁を加えています。

高木さん「そばの甘みが強いので、なるべくつゆは甘くないように、薄めに作っています」

大晦日限定の「みそか蕎麦」は、売り切れ次第終了なので、早めの来店がオススメです。

高木さん「そば屋さんに行く機会がない方も、大晦日だと行きやすいと思うので、ぜひ、食べにきていただきたいです」