来年も運を担げる “6000杯も売れるそば”
熊本市北区、国道3号沿いに店を構える創業45年の「そば幸」。毎年人気の年越しそばを、12月29日から販売します。
そのメニューは創業当時から続く『運そば』です。

そば幸 鶴川文男代表「当初の創業者が、お客さんに来年も運を担いでもらうと、ネーミングを運そばに。徹夜でそば打ちをやって、お客さまに提供してましたね」
この時期は、毎朝、北海道の新そばを手打ちします。つゆには、鹿児島県産の鰹節と北海道産の昆布を使った出汁に、そば幸のために作られた熊本県産のもろみしょうゆを加えています。

鶴川代表「(つゆは)すんなりすぅっと入って、おいしいです。鰹節などは良い品質のものを使っているので、食べたお客さんが納得すると思います」
自慢の運そばは、テイクアウトも含めて、毎年6000食以上も売れるという人気メニュー。コク深い出汁は、新そばとの相性も抜群です。
鶴川代表「運そばを食べて、2025年も良い年になるようにと願って、私たちも作っていますので、おすすめしたい一品です」
年越しそばのテイクアウトも販売していて、半生麺は26日から、生麵は30日から販売しています。予約受付中とのことで、要チェックです!

プロ直伝!そばをおいしく湯がくコツ
自宅でおいしくそばを湯がくコツを、職人歴45年の鶴川代表に聞きました!
鶴川代表「①お湯が沸騰してからお蕎麦を入れてください。それが一番の基本です」

その後は、②鍋の中に少しずつそばを入れ、③箸で下から持ち上げるように湯がくことがポイントです。
鶴川代表「そうすると、ほぼ誰でも成功すると思う」
自宅でそばを湯がく人は、ぜひ試してみては?