シカによる農林産物への被害を防ぎ適切な生態系の維持を目的とした、
シカの一斉捕獲が九州5県合同できょうから始まりました。

熊本や福岡など九州5県合同で始まったシカの一斉捕獲は、県境にある各地の山で始まりました。

九州山地はシカの生息密度が高く、農林産物への被害が各地で発生していて生態系への影響も懸念されています。

一斉捕獲が実施された地域のひとつ人吉市木地屋町(キジヤマチ)の山には、
猟友会のメンバーたちが背の高さほどまで伸びた草木の中を進み、猟銃を使って
重さ50キロほどのシカ1頭を仕留めました。

シカの一斉捕獲は今月25日まで行われます。