ぬれ菓子パイ?
続いて訪れたのは熊本市東区、「ぬれ系お菓子」という看板が。上を見るとのれんには「ぬれ菓子パイ」。

今年6月、熊本市東区の「乳菓子屋 小峯店」が「ぬれ系お菓子専門店」としてリニューアルオープンしたのです。
聞き慣れない「ぬれ系お菓子」とはどんなものか、樋口店長に聞いてみました。
ぬれ系お菓子専門店 乳菓子屋小峰店 樋口響希 店長「ぬれ系お菓子がですね…例えばこれが、うちの看板商品『ぬれパウンドケーキのミルク』です。ミルク風味のパウンドケーキに、特製のミルクシロップを染み込ませたもので『すぐ食べない』のがオススメの食べ方です」

ーー作って、どれくらいが1番食べ頃なんですか?
樋口店長「消費期間が5日間で、4日目が1番の食べごろです」
ミルクシロップを全体に浸透させる「熟成スイーツ」という事で、今回は特別に食べごろを用意してもらいました。

リポーター「しっとりを通り越しています。甘さは、そんなに強すぎない。どちらかというと、ケーキの生地とミルクの香りが、すごい立ってきますね」
7月に新しい「ぬれ系お菓子」が登場、その名も『パイぬれみるく』。その賞味期限は、なんと1時間。

時間が経つごとに、小国ジャージー牛乳をつかうとろとろのカスタードクリームが、少しずつパイのサクサク感を減らしてしまうのです。

リポーター「いただきます…うわっ!?ほぼ液体ですね、これ!それを受け止めるパイが、ものすごくパリッと感が立ちますよね。すごいわぁ~液体をパイに閉じ込めたんだ」
「くりーむパイ」のレギュラーメニューは3種類で、「いちご練乳と」「チョコレート」もあります。賞味期限1時間を推奨していますが、少し時間が過ぎても食べられますので安心してください。
さらに週替わりのフレーバーも1種類あるので、毎週訪れても楽しめそうです。

今回は気になる看板がきっかけとなって、おいしいテイクアウト専門店と出合えました。
皆さんも気になる看板を見つけたら「おいしい出合い」があるかもしれませんよ。