熊本県八代市の職員と元職員が、市民の個人情報を不正に閲覧した疑いがあることが明らかになりました。
八代市によりますと、八代市の職員と元会計年度任用職員の2人は、八代市役所で窓口業務を担当していた2022年度に1人の市民の個人情報を業務以外の目的で閲覧した疑いがあるということです。

「個人情報を閲覧された可能性がある」という本人が情報公開請求をしたことを受け八代市が調査したところ、2人が市の行政システムから個人情報を閲覧した記録が確認されました。
市は職員を文書訓告処分としましたが、「見ていない」と否定していた元会計年度任用職員については任期満了ですでに退職していたため、処分ができなかったということです。

市は「再発防止に努める」とコメントしています。









