かっこよくて品がいい、「今までにない商品」

漁師の川端さんが全て手作業で作る『IWOリエット』には、「あおさベース」や牛深産の「うまみ節ベース」や「トマトベース」の3種類があります。「あおさベース」の作り方を見せてもらいました。

捌いた魚に下味をつけるため、15分ほど塩漬けして火を通します。そこへ、甘みを加えるために炒めたタマネギを投入。更に白ワインで約30分煮込んでベースの出来上がりです。

お次は風味づけ。五和産のあおさなどを入れて細かく刻みながら混ぜ合わせます。

川端さん「漁師だけどちょっとかっこよくて品が良くて、何か今までにないようなものはできないかなと相談した。100点もらうまでに2年くらいかかりましたね」

リエットは「パテ」とは違い、ペースト状ではありません。魚の食感を残すのがポイントです。今回の出来ばえは?

川端さん「OKです、上出来です!」

食べる際は、パンやクラッカーで手軽なおつまみに。また、茹でたパスタに和えてお好みで塩コショウを加えると、簡単なアレンジ料理もできます。

「天草の魚」おいしさ知って

2022年、熊本県商工会が主催する名産品の発掘コンテスト「肥後もっこすのうまかもんグランプリ」でベストセレクション賞に輝いた『IWOリエット』の認知度は徐々に高まり、リピーターも増えています。

川端さん「味は自信を持ってうまいと言えます!」

そんな川端さんが、リエットを通して伝えたい事とは。

川端さん「小さな動きなんですけど、自分が発信することによって、天草の魚は美味しいんだということを全国の人に知ってもらいたいです」

『IWOリエット』は、通販サイトや道の駅などで購入可能です。