青果店主「この高値は50年で初めて」
青果店をのぞいてみると・・・トマト1玉で、税込み194円となっています。
来店客
「1個100円が目安かなといつも思っているので、そう考えると今年は高かったかなと」「ずっと高いが続いている感じ」

やおや植木商店 植木宏徳会長
「夏場一時少し高くなる時期も、需要が増えて収穫が東北、北海道になったりして、その部分が若干高くなるときもあるんですが、基本はそんなに上げ下げが極端に激しいわけではない。僕も50年くらいやっていますが、今年みたいにトマトが高いというのは考えられない」
高騰の理由は8月の大雨

なぜ、今、トマトが値上がりしているのでしょうか?
やおや植木商店 植木宏徳会長
「夏場の高温障害と同時に大雨も降ったりして作付けが遅れて」
トマトの生産量、全国一を誇る熊本県。

その一大産地を、本格的な栽培シーズンを前にした8月、記録的な大雨が襲いました。
秋以降の出荷に向けた、植え付け前の苗や農地が冠水するなどの被害が出て、出荷量が減少しているのです。
この高値はいつまで続く?
トマトの高値は2026年1月中旬まで続くと青果店はみています。
やおや植木商店 植木宏徳会長
「年内にそんなに下がるような要因は今のところ見当たらない。遅れて作柄を植え付けたのでそれが間に合って通常の収穫になるのは年明け1月の半ば以降」







