北九州市内の空手道場などで教え子の複数の女子児童らに性的暴行を繰り返したなどとされる男の裁判です。
男は、犯行の動機について「教え子を女性と見るようになり性的欲求を抑えられなかった」と述べました。
起訴状などによりますと空手道場を経営していた永末哲也被告は、2018年から2024年にかけて道場などで教え子の複数の女子児童らが13歳未満であることを知りながら性的暴行を繰り返したなどとされています。

27日の被告人質問で永末被告は、犯行に至った経緯について「だんだん話をするようになり仲良くなって女性として見るようになった」
「ストレッチの途中で身体を触ることから始まった。性的欲求を抑えられなかった」などと述べました。
被害児童らに対しては、「本当に申し訳ないことをしたと思っています」としたうえで、「刑務所に入って自分の罪を見つめて、多少なりとも示談が成立すれば弁済していきたい」などと述べました。
この裁判をめぐって、永末被告は不同意性交等や性的姿態等撮影の罪などで11回起訴されています。







