広島をホームグランドに戦う「ラグビー・リーグワン」ディビジョン3に所属する中国電力レッドレグリオンズとマツダスカイアクティブズ広島が直接対決3試合で合計1万人の観客動員を目指すプロジェクトを発表しました。

3シーズン目のリーグは、広島で活動する両チームのプロジェクト「HIROSHIMA UN10000N!(広島ユニオン)」です。コラボイベントや共同SNS・テレビ出演などで相乗効果を狙います。

会見の後にはさっそく、両チームのマスコットが競争。ちょっと差がつきました。この3試合、フィールド内のライバルたちはチームの垣根を越えてタッグを組むことになります。

マツダスカイアクティブズ広島 中居智昭 ヘッドコーチ
― ライバルのチームがタッグを組むって現場の反響は?
「お互い、すごく切磋琢磨してレベルアップしてきた仲ですので、試合をやるときはライバルで闘志むき出しでやっているような関係なんですけど、しっかりこの地方・広島の地にラグビーを根付かせたいという思いからお互いが協力して、もっとラグビー人口・ラグビー認知度を高めていこうというところで」

中国電力レッドレグリオンズ 西川太郎 キャプテン
「可能であれば、そういうお客さんがいっぱいいる会場でやれたら選手としては幸せかなと思います」

「中国電力レッドレグリオンズ・キャプテンの西川です。ラグビーで広島を盛り上げられるように熱い試合を届けます。ぜひ応援してください。よろしくお願いします」

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坂上俊次 アナウンサー
こういった取り組み・メリットをどんなところに感じますか?

広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉 社長
本当にラグビーって “ノーサイド” っていう精神があると思っていまして、試合中は戦いますけど、試合前後でこういう協力するのはたいへんすばらしいなと思いますし、Bリーグでも愛知の方に複数チームがあったりするんですけど、そうすると、やっぱりメディアの方がたもここだけ報道するとかってなかなか難しい…。でも、こうなるとファンもそうですし、関係者もやっぱり応援しやすいと思うんです。メディアさんが取材に行くのも1回で2チームできますし。そういうところでお客さんが応援しやすいような状況になってくると思いますから、たいへんすばらしい試みなんじゃないのかなというふうに思います。

坂上俊次 アナウンサー
最後に時間わずかになりましたが、広島ドラゴンフライズの次の試合の見どころは?

浦伸嘉 社長
シーホース三河さん(12月23日(土)広島サンプラザホール)も歴史と伝統のあるクラブで今、順位も上げていますので、われわれも連敗から20日は勝ちましたけど、胸を借りて、いい試合をしていきたいなと思います。ゲストもすばらしい選手2名(小園海斗 選手・中村健人 選手)がカープから来てくれます。

坂上俊次 アナウンサー
注目は、中村健人 選手。リアルに高校バスケットで引きがあったぐらいの選手なので。

浦伸嘉 社長
らしいですね。

坂上俊次 アナウンサー
ここに注目していただきたい。ゲストは、広島ドラゴンフライズ・浦伸嘉 社長にお越しいただきました。どうもありがとうございました。