大相撲元横綱の日馬富士公平さんが24日、広島県福山市にある福山市立大学を訪れ、学生たちと交流しました。

日馬富士さんは、モンゴルで幼稚園から高校まである「新モンゴル日馬富士学園」の理事長を務めています。2025年9月に、福山市立大学などと国際交流の協定を交わした縁で訪れました。

日馬富士公平さん
「学校をつくりたい。モンゴルで。モンゴルの子どもたちに日本の歴史、文化、日本語を教えることによって、もっと日本という国に親しみを持ってほしい」

日馬富士さんは16歳の時に来日し、28歳で横綱になりました。相撲を通じ、礼儀を重んじることの大切さを学んだと振り返りました。

協定によって、市立大学の学生がモンゴルで、現地の子どもたちと日本語の研修に参加する予定です。

大学生
「日本語しかわからない自分がやっていけるのかな」

日馬富士公平さん
「心で思うことからすべての会話がスタートするので、それは行ってみなければ分からないので」