森下暢仁の2023年シーズン
5/4 今季1軍初登板(DeNA戦)
5/27 今季初勝利(ヤクルト戦)
6/3 交流戦プロ初勝利(ソフトバンク戦)
6/28 プロ初ホームラン(DeNA戦・185打席目)
7/12 今季初完封(巨人戦)
8月上旬 まめの影響で登録抹消
9/2 完投勝利(ドラゴンズ戦)
10/15 初クライマックスシリーズ登板(DeNA戦・6回途中無失点)

5月に入ってからローテーションに入りました。6月には4年目で初めて交流戦で勝利。ここが “鬼門” といわれていたんですが、しっかり勝ちがつきました。

森下暢仁 投手
とりあえず、クオリティースタートをしっかりしたいっていうのと、ホークスに全然、勝てていなくて、よく点数取られていたチームだったので…

天谷宗一郎 さん
今に始まったことじゃなくて、昔からソフトバンクには分が悪かったですから。

森下暢仁 投手
…ゼロで抑えたいなっていう気持ちで投げた結果だったと思います。

石田充 アナウンサー
10月には初めてのクライマックスシリーズの登板もありました。しっかりゲームを作って無失点でしたけれども、しびれる試合はいかがでしたか?

森下暢仁 投手
前の試合で本当に床田(寛樹)さんがしっかりと勝ってくれたっていうのもありますし。チームが勝ってくれと思いながら、ずっと見てたんですけど、勝ってくれた試合の後に投げられたので、自分も気持ちも入りやすかったですし、いいパフォーマンスがしたいなと思って投げられたので、それがよかったと。

石田充 アナウンサー
そして、たぶん、田村さんも含めてファンの方が一番印象的な試合が6月28日だと思うんです。投げて、そして打っての活躍。プロ初ホームランもありました。

森下暢仁 投手
本当、新井監督は「打っていい」って。なかなか監督から打っていいぞっていう感じで言われることはなかったので、もう思い切り初球から打ちたいなと思ったら、なんかいいところに。

天谷宗一郎 さん
インサイドのボール。けっこう厳し目だったんじゃないかなと思うんですけど、狙っていたんですか?

森下暢仁 投手
いや、もう1打席目が本当に詰まって、1回転して走って恥ずかしいなと思っていたんですけど、とにかく思い切りバットを振ろうと思って、本当はまっすぐを打ちにいっていたんですけど、ちょうど変化球っていうタイミングで本当に “当たった” っていう感じでした。

天谷宗一郎 さん
本当にうれしそうなガッツポーズもありました。

石田充 アナウンサー
あの試合がちょうどジェット風船復活の日でした。ファンはジェット風船よりも先に森下投手のホームランボールに酔いしれるという夜に…。印象深いゲームになりました。ただ、バッティングというと、森下さん、チーム内にライバルのピッチャーがいませんか?