― 一番のストロングポイントは?
「150キロ投げるピッチャーはやっぱりいいピッチャーと言われるんですけど、やっぱりゼロで抑えるピッチャーが自分は一番いいと思っているので。変化球であったり、フォームのタイミングであったり、いろんな面においてレベルアップした結果というかが、この総合力につながっているのかなと」

― 投球フォームはすごく特徴がある。足を上げて、一度、ぶらっと下げる。やり始めたのはいつぐらいから?
「大学に入ってからなんですけど、やっぱりまっすぐを待っているバッターにまっすぐを投げないといけない場面ってあるんですけど、やっぱり打たれてしまうので、やっぱり、その中でも緩急をつけるにはフォームであったり、まっすぐの強弱っていうことに気づいたので。待っていないボールと、待ってないタイミング。タイミングをずらすのがけっこう好きなので、相手が嫌がることをけっこう、したいタイプなので、ちょっと実戦でやってみたら思ったよりいけたので」

― けっこう、バッターの反応を見たりして投げていきたいタイプ?
「そうですね」

― 関西でずっと育った。ということは、広島カープの 新井貴浩 監督が、阪神時代、もうゴリゴリ見ている?
「そうですね。はい」

― 藤井彰人 ヘッドコーチもゴリゴリ見ている世代?
「はい」

― なにかとカープにゆかりがあるなと…
「(笑)…かもしれないです。小学校のときに “野球ひじ” になって、有名な病院があって、そこに治療行っていたら、新井さんとお会いして。覚えているか、わかんないですけど、1回握手してもらって、小学6年生なんですけど…」

― まじ? もうそこから一気にファンになって?
「(笑)そうです。いや、でも本当にファンです。ファンというか、めっちゃ応援していました」

― ここから(ドラフト会議まで)どういうふうに1日1日を過ごしていきたい?「今までやってきたことであったり、今、自分が出せるパワー・力を100%発揮できるようにコンディションを整えて毎試合、臨みたいなというふうに思います」

― 全てを出し切ってドラフトを待ちたいと?
「はい。そうです」