そこで10盗塁について詳しく調べてみました。

羽月隆太郎「盗塁のシチュエーション」
 1 5/11 中日  2-2 9回 3球目
 2 5/13 巨人  1-2 9回 1球目
 3 5/19 阪神  8-7 8回 2球目
 4 6/8 日本ハム 4-2 9回 2球目
 5 6/16 西武  2-0 8回 6球目
 6 6/17 西武  4-0 4回 2球目
 7 7/6  阪神  3-0 8回 2球目
 8 7/9  中日  3-2 8回 3球目
 9 7/13 巨人  0-1 5回 3球目
10 7/16 DeNA 3-2 9回 1球目

傾向1 10分の9が「3球目」以内

まず10盗塁しているうちの9つは「3球目」以内に走っている。思い切ったスタートができているんです。

傾向2 10分の4でホームに生還 → うち3つは内野ゴロで!

さらに、10回走って4回はホームに帰ってきている。4割の確率で帰ってきて、うち3つは内野ゴロで帰ってきている。相手にとってはダメージの残る生還の仕方なんです。

傾向3 スタメン4試合 → うち「2試合」で盗塁

さらに、代走だけではなくて、6個目と9個目の盗塁はスタメンで出ているんです。4試合しかスタメンはないんですが、2試合のスタメンの日、4回・5回と早いイニングに自分でヒットを打って盗塁しているという傾向もあるんです。

そうなると、こちらも見てほしいんです。

広島カープ 盗塁数
 7月16日現在 去年
1 羽月 10 2
2 西川  7 2
3 秋山  6 0
4 上本  6 2
5 菊池  4 2
6 野間  3 7
7 矢野  2 0
8 大瀬良 1 0
ほか6人
     計45 計26

チームの盗塁数も羽月選手はトップなんですが、去年よりも軒並み、みなさんが数字が上がっていて、16日までに45盗塁なんですが、見てください。

セ・リーグの盗塁ランキング(7月16日現在)
1 広島   45
2 ヤクルト 44
3 阪神   40
4 巨人   27
5 中日   25
6 DeNA  19

セ・リーグの盗塁ランキングでカープが1位。羽月選手並びにほかの選手、いい数字が出ているという盗塁に関する数字でした。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビ 7月17日放送より)