ゼレンスキー大統領電撃訪問 新聞部が編集中の「サミット特集号」とは
世界が注目したウクライナ・ゼレンスキー大統領の電撃訪問。街中の緊張が高まる中、部員たちも人垣に混じって大統領の姿をとらえました。

「特集号」は全部で16面。ゼレンスキー大統領についても1面と12面で大きく扱うことにしました。また、被爆者のサミットの受け止めや、市民団体の記者会見に出席して、少数民族など世界の問題に幅広く触れたこともていねいに記事にしました。

3年 坂田勇太さん(G7広島サミット取材特別遠征班 代表)
「自分は全く世界が見えてなかったなって、そこで気づいて。もしかしたら自分も世界の問題を解決できるかもしれないって、そこで思いました。自分にも何かできると。知らないことも、もしかしたら自分も関係しているのかも」

サミット取材に関わったことで、部長の川畑さんも将来の夢が形になってきたようです。
3年 川畑悠成 部長
「ぼくはもともと、将来も新聞記者というかジャーナリストになっていきたいと思っていたので、自分の夢がより一層なりたいなって思いが強くなったっていうのはありますね」
崇徳高校 新聞部 顧問 花岡健吾 教諭
「日本で行われる次のサミットにどんな形でもいいから関わりたい。取材でも、スタッフでもいい、役に立ちたいって思ったって子もいましたし、彼らの中で動き始めるいいきっかけになったと思います」
― 「サミット特集号」は7月、全校生徒や教員たちに計2000部が配布されます。