期間中の写真は2万枚!沿道で待ち構えて車列を撮影 首脳に最接近も
手探りで始まったサミット取材。期間中は40人の部員たちが、厳戒態勢の街の様子や首脳たちの動きを追いかけました。

首脳たちの移動のたびに大規模な交通規制が実施された広島市内。目標の1つが首脳の車列の撮影でした。部長の川畑悠成さんも沿道で待ち構えた1人です。


3年 川畑悠成 部長
「それまでもビーストを撮る機会が何度かあったんですよ。2~3回くらい。でもバイデンさん自体は撮れていなかったので、(撮影できて)すごくうれしかったですね。取材者として楽しかったというか、高校生活の中で意義深かったし、大人になってからもこの経験は一生いきてくるだろうなと思いました」

坂田勇太さんは、街で見かけたサミット関係者の動きを追っていく中で、イタリア・メローニ首相の撮影に成功しました。

3年 坂田勇太さん(G7広島サミット取材特別遠征班 代表)
「すごく手を振ってくださって、ぼくと部長で ”こんにちは” って言ったら、”やあ!” みたいな感じで返してくださって。いつも通っている場所だったんですけど、その場の雰囲気は全然、違ったっていうか、一国のリーダーが持つ独特のオーラっていうのはやっぱり感じました」

住民や関係者以外、立ち入りが制限された広島市南区元宇品地区。この地区に住む杉田晴哉さんは、サミット期間中、ずっと元宇品にとどまり、街の様子を記録しました。

元宇品に入る検問所で
「(警察)報道の方かと思っちゃった」「(杉田さん)高校新聞部です」「(警察)こっちから手荷物検査にご協力ください」

元宇品に住む3年 杉田晴哉さん
「自分はグランドプリンスホテルと車列が一緒になっている写真は、住民以外は撮れないので、それを狙って撮りました。人生ではできない経験だと思ったし、貴重な体験ができたなっていうのが、自分の中でプラスになったと思います」
