坂上アナウンサー
ぼくが(話を)振っておいて申し訳ないんですけど、本筋に戻させていただきます。上澤選手のプロフィールをご紹介しましょう。

上澤俊喜 選手は、富山県出身の25歳。中部大一高校から日大、地元の富山グラウジーズに入団。プロ2年目の去年、広島に移籍してきました。3ポイントシュートが得意なポイントカードです。
坂上アナウンサー
中根さんはバスケットボールをやっていたので、3ポイントの大事さ、難しさはよくわかるでしょう。
中根夕希 キャスター
試合の流れが一気に変わる3ポイントですから。

坂上アナウンサー
その3ポイントシュートをなんと上澤選手は毎年、40%以上決めていると。コツはどのあたりなんですか?
上澤俊喜 選手
ふつうというか、ぼくはもうまっすぐ飛ばすっていうことしか考えていないので。あとは自分、これまで練習してきたとおり打てば入るかなという自信はあります。

坂上アナウンサー
この数字、毎年、40%いったら野球でいうと打率4割ぐらいの感覚なんです。1年目(富山)の46.6%、2年目(広島)の40.5%。朝山さん、これならずっと上澤選手に集めて打ち続けたらチームは点が取れるのでは?
朝山正悟 選手
本当にそうだと思います。もう彼ぐらいのシューターになると毎回、チェックもディフェンスもしっかりと寄ってくるので、そのへんの駆け引きをしながらでも、どんどん、ぼくは打っていってほしいなと思いますけどね。

坂上アナウンサー
でも、やっぱり横にいっぱい先輩がいるので遠慮とか、ちょっと出たりしますか?
上澤俊喜 選手
いや、もちろん遠慮はあるんですけど…。やっぱり、それを得意としているので、ぼくが打つっていうのが、1つ仕事かなと。
坂上アナウンサー
一方で朝山さんは、ドラゴンフライズアシスタントコーチ兼任でがんばってきたわけなんですが、朝山さんの今シーズン、印象に残ったシーンを一緒に見ていきたいと思います。