江戸時代の後期、広島城の周辺を描いた屏風です。当時のメインストリートだった西国街道の沿道に多くの商家や家屋が並ぶ西国有数の城下町…。そんなにぎわいが200年の時を経て、この場に復活するのでしょうか。

かつての城下町の再現をイメージするにあたり、広島市は、ほかの県での2つの事例を挙げています。

1つは…

□ 「金シャチ横丁」 名古屋城


名古屋市 河村たかし市長
「世界に自慢できる名古屋。うまいもの食べに来てちょー」


2018年にオープンした「金シャチ横丁」。名古屋城近くに「なごやめし」の飲食店やみやげ物店などを作り、コロナ禍以前は年間200万人が訪れていました。


もう1つは…

□ 「桜の馬場城彩苑」 熊本城


2011年にオープンした熊本城の「桜の馬場城彩苑」。


日本3名城の1つ・熊本城のふもとに江戸時代を再現した建物を並べ、地域の食文化や歴史を発信しています。こちらもコロナ以前は年間100万人の集客があったということです。


広島市でも広島城の歴史や広島の文化を紹介する施設の整備を予定しています。