クリケット元日本代表 太田智樹 さん
「一番違うのは360度、全部がフェアゾーン。前に飛んでもフェアーですし、後ろに飛んでもフェアですし」

直径100mメートル余りのだ円形のフィールドの真ん中に縦22ヤード(20メートル余り)の長方形の「ピッチ」という場所があり、ここで攻撃側の打者「バッツマン」2人が、ピッチの両はしにスタンバイ。

守備側の投手「ボウラー」がワンバウンドでボールを投げて、「ウィケット」という3本の柱を倒すと、打者をアウトにできます。

投手は6球ごとに交代、投げるサイドもチェンジします。打者はウィケットを守りながら360度のフィールドに打ち返します。

打った瞬間、攻撃の2人が同時に反対側に走り、「クリース」という線を2人とも越えると1点、往復できれば2点となります。走って線を越える前に返球でウィケットを先に倒されるとアウトになります。

太田さん
「ただ、クリケットの場合は、間に合わなかったら走らなくていいというルールがありまして。走らず、耐えるっていう」

ここでキムショーさん、見事なバッティングで打球をノーバンで場外へ飛ばし、6点を獲得しました。

また、ゴロで抜けても4点が入ります。

クリケットは、11人対11人で対戦。この日は240球ずつ投げあい、攻守交替は1回だけというルールの試合。

太田さん
「ここで無理してアウトになると、木村さんの打席は終了になる」

アウトにならなければ、ずっと打ち続けることができます。

伊東アナ
「聞きますけど、誰も今、アウトになっていない。30分経ちましたけど…」

太田さん
「いい感じですよ」

伊東アナ
「丸1日とか、やることあるんですか?」

太田さん
「きょうの試合がまさにそんな感じで、午前11時スタートで、終わるのは午後5時くらいだと思います」

伊東アナ
「わたしたち、終電が5時半なんですけど」

太田さん
「もう1泊していただいて…」