“防犯伝道師” の助言 ③ ~ 防犯ガラス ~
モリタカ 中島博文 社長
「防犯ガラスは硬いわけではなくて、2枚のガラスの間に柔らかいフィルムが入っている。これはハンマーでたたいたあとだが、手が入るだけの穴がなかなか開かないという構造になっています」

一般的なガラスは、ハンマーやバールを使うと一撃で穴が開きますが、この防犯ガラスは、実験で10分以上かかったといいます。
中島博文 社長
「5分で6割、10分で9割の泥棒があきらめてしまうというデータも出ています。このガラスで5分、あるいは10分持ちこたえるという状態を作っていただきたい」

“防犯伝道師” の助言 ④ ~ 強盗対策は ~
モリタカ 中島博文 社長
「強盗対策は難しいが、ただ空き巣対策の延長線上に強盗対策があると考えるので、まずは家に入られない、狙われない防犯対策を施すことで空き巣対策につながり、そして強盗対策につながっていくと考えています」

小林康秀 キャスター
防犯ガラスは、メーカーでも欠品状態で1~2か月待ち。1平方メートル当たり2万円。代わりにガラスに張り付ける防犯フィルムもあります。値段も数千円ですが、2~3年で張り替える必要があります。安全をお金で買うというと世知辛い気持ちになりますが、自宅への侵入を防ぐための最低限の自衛策は必要なのではないでしょうか。
