自民党はきょう、石破総理の後任を決める総裁選を「党員投票」を含む、いわゆる「フルスペック型」で実施すること決定しました。高市前経済安全保障担当大臣が出馬の意向を固めるなど、総裁選を巡る動きが加速化しています。
きょう開かれた自民党の総務会。そこで決まったのが総裁選の実施方法です。
自民党 鈴木俊一 総務会長
「全国の党員・党友の声を直接反映する総裁の公選、いわゆる『フルスペック』の選挙を通じて、新たな総裁を選出することが最も望ましい」
総裁選は議員票295、党員・党友票295の合わせて590票をめぐる争いとなることが決まりました。
「ポスト石破」をめぐる動きも活発化しています。きのう、出馬の意向を表明した茂木前幹事長に続き、高市前経済安全保障担当大臣も出馬の意向を固めたことが分かりました。近く、出馬の意向を表明した上で、来週にも記者会見を開いて政策を公表する予定です。高市氏の周辺によると、持論の「積極的な成長投資」のほか、防衛力や同盟国との連携強化などを掲げる見通しです。
一方、出馬すれば有力候補と目される小泉農林水産大臣はきょう…
小泉進次郎 農水大臣
「自民党自身が一致結束しなければ、野党の皆さんと向き合う環境はできません。一致結束する党の形を作るために、環境を作るために、私自身が何ができるかを考えて判断をしたい」
自民党はあす、総務会を開き、総裁選を今月22日告示、来月4日投開票とする日程を正式決定する見通しです。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









