石破総理の辞任表明を受け、株価上昇が続いています。きょうの日経平均株価は一時史上初めて4万4000円を超えました。

日経平均株価は取引開始直後から上昇し、およそ3週間ぶりに取引時間中の最高値をつけました。その後も上げ幅を広げ、一時史上初の4万4000円台を突破しました。

石破総理の辞任表明を受け、きのうに引き続き政治をめぐる停滞感が和らぎ、次の政権の積極的な経済政策への期待が追い風となっています。

また、アメリカではFRBの利下げへの期待が高まり、ニューヨーク市場のハイテク株が上昇しています。

これを受け、日本でも半導体関連株などを中心に期待先行の買い注文が広がりました。ただ、午後に入るといったん利益を確定する動きも出て、結局平均株価はきのうよりやや下落して、取引を終えています。