子育てに関する相談・手続き・遊びの機能を集約した施設が広島県福山市中心部にオープンしました。
RCC福山放送局 内田博文記者
「福山市の商業施設の一画に大型遊具を併設したネウボラセンターがオープンしました」

「ネウボラセンター」は、JR福山駅近くの商業施設・天満屋福山店の8階に既存施設を拡充してオープンしました。
6日に行われたセレモニーには、福山市内の園児らが招かれ、開所を盛り上げました。

こちらは新たに備わった4歳から8歳まで遊べる遊具です。「子どもの遊び場がほしい」という市民の声から生まれました。猛暑で、公園などで遊べない日も屋内なら快適に遊べます。
記者「この遊具どうでした?」
こども園園児「楽しかった」
記者「どんなところが楽しかった?」
こども園園児「ぴょんぴょんしたりするところが楽しかった」

0歳から3歳が対象の遊戯場も従来の1・6倍にスペースを拡充しました。
保護者
「子どもたちが遊べる場があまり多くはないので、屋内で空調がきいているのは良いなと思います」

また、センターでは、市役所の課ごとに対応していた保育施設の入所申込みや妊娠支援金などの手続きを支援する機能も集約。ここでの手続きは市役所が閉庁している土曜・日曜、祝日も対応も可能です。
保護者
「上の子の時にはいろんなところに(手続きで)行っていたので、一カ所でできるのはすごいなと思います」
このほか、いじめや不登校などの相談にも幅広く応じ、子育て支援につなげたいとしています。
福山市 枝広直幹 市長
「これからも多くの子育て世代の声を一つ残らず、もらさず、受け止めて子育てに優しい福山にしていきたいと思います」
2026年4月には、7階部分にも機能を拡充していく方針です。