
仲間の背中を押そうとする姿は、6度のゴールデングラブ賞を誇る秋山も同じだ。

広島カープ 赤松真人 コーチ
「実績もあるし、選手にとっても影響力があるので、コーチ側としては助かります。気づいたことを言ってくれるし、『こういう練習どうですか?』と言ってくれるので頼もしい限り」

2年目・19歳の 田村俊介 には、ノック中に身振り手振りでアドバイスを送っていた。どんな話かを聞いてみると…
秋山翔吾 選手
「どうせ、これ(マイク)で拾っていたでしょ。高性能ガンマイクは、どの局も持っていると聞いている(笑)」

「自分の見えている打球だけを取るのは、外野手は当たり前。いくらでも取れるんですよ。いかに自分でノッカーが打つ打球に対して実戦に近づける、よりボールを目を離さなきゃいけない時間を多く作れるかが、1つあるので、その前提としてポジショニングを前にしてノックを受けた方がいい…」

広島カープ 田村俊介 選手
「もう、すごいです、存在が。子どものころからずっとテレビを見て、出られていたので。1番近くで見られますし、いろんな盗めるところは盗みたい」

もちろん、守備以外も背番号9はすべてが後輩の手本だ。

広島カープ 宇草孔基 選手
「ぼくにとってはありがたいですね。ありがたいですし、越えていきたいですし、アキさんも『お前に打席は絶対にやらないよ』と言ってくれていることが、まずうれしいので、それを意気に感じて、よっしゃ、脅かしてやるぞと思っています」
