水中カメラを入れてみると…

水中にカメラを入れてみると…。アイゴとみられる魚が海藻などをついばむ様子を捉えました。地元漁業者はアイゴが増えた背景に温暖化があるとみています…。
マルコ水産 兼田寿敏 営業部長
「(アイゴは)水温帯がだいたい17度を超えると動きはじめて、19度でものすごく活性化すると言われているんですけど、半年ぐらい19度オーバーの時期があるんですよ」
アイゴの影響は地域の特産品にも…。この地域では海苔の養殖がさかんですが、近年、チヌの食害にあい、収穫に大きな影響が出ています。兼田さんは、アイゴが海藻を食べ尽くしたことが原因ではないかと考えています。
マルコ水産 兼田寿敏 営業部長
「そもそもチヌはノリはあまり好きな海藻ではないということをおっしゃったので、それでも嫌いな海藻を食べに来るということは、よっぽど他に食べるものがないということの証かなと思いますよね」