駐在さんも駆けつける、最近急増中の“山岳遭難”

宮島唯一の駐在さんは外国人にも大人気。記念写真を撮ってもらおうと列ができていました。
ただ、観光客が増えたことで、注意することも増えました。
宮島駐在所 井原隆行 巡査部長
「軽装で観光がてら立ち寄って山に登り遭難したり、夕方登って帰ろうとしたら暗くなり降りられなくなるなどが増えたと思います」
宮島の山では近年、山岳遭難が急増しています。

去年1年間の遭難救助出動は24件。しかし、ことしはすでに9日までで25件となっており、過去最多に迫る勢いです。その内4割は外国人観光客が占めています。
9月、警察は消防と合同で、多言語で「軽装は危険」と書かれたチラシを作成。注意を呼びかけています。