約200人からのメッセージに哲代さんは・・・?

水分補給にと、姪っ子さんがコーヒーを買ってきてくれました。

哲代さん)
「私一人じゃよう飲まんわ」

側面に貼りついたストローを袋から出して、上から差して、飲む仕組みです。手伝ってもらった哲代さんは、なぜか大笑い。ストローが長く伸びるのが、まるで手品に見えたみたい。

映画の観客は5万人を超え、お誕生日のお祝いメッセージは、200人近くから届きました。哲代さんの1つ年下の大阪の女性からは絵手紙が。長野県の8歳の少女からは熱いファンレターでした。

哲代さん)
「家宝じゃけ、死んだ時には棺に入れてよ」

手紙は、哲代さんの妹が暮らす施設と縁のある人からも。

代読)
「『102歳の秋頃、妹さんのお見舞いに神戸に行かれたんですよね?こんなに近くまで来られていたんだと思うと、胸がとても熱くなりました』」
哲代さん)
「あらぁ。行きとうなったねぇ。まさかこないなところにおるのに、桃ちゃんとこに行きたいなんて、ぜいたくは言われへん思うてね、口をこがいにしとるんですが」
記者)
「ホンネを言うたら?」
哲代さん)
「ホンネを言うたら、どうしても行きたい」

105歳の哲代さんには、やりたいことがまだまだあります。