阪神との開幕戦。1回表1アウト1塁。3番佐藤輝明選手の打席での出来事…

実況・RCC坂上俊次アナウンサー「第3球をクイックで投げました。打った、ひろった、高く上がりました。風が追い風だぞ。ライトが下がっていって、下がっていって、どうか!フェンスよじ登って、入りました。ホームラン!」

ライトを守っていた二俣選手の頭上に打球が飛んできます。そのとき・・・

二俣翔一選手「(ボールが)当たった瞬間は、スタンドに入るかなと思ったんですけど、落ちてきていたので『いけるかな』と思ってフェンス上ろうと思ったら…」

「ブチブチブチッていってラバーフェンスに穴があいてしまったので…」

「うわ やばい、やっちゃった…」

金額は冗談ですが・・・ 

(翌日)練習前、グラウンドアップで確認しに行ったらラバーが直っていたので、球場課の人に『3000円ね』と言われた。冗談なんですけど。『すいませんでした、ありがとうございます』と言いました

ハプニングもあった開幕戦。2点を追う3回、二俣に2アウト3塁で打席が回ってきます。

チャンスで空振り三振に倒れる…

「(阪神先発)村上さんもギアを上げて150キロを投げていたので絶対打ってやろうという気持ちでいたが、あと一歩及ばず自分が打って1点差になっていたら流れも変わっていたのかなと感じます」

自身はノーヒットで敗れた開幕戦。しかし、努力で階段を上ってきた背番号99は次の日、新たなステップをふみます。