二俣翔一選手「外国人2人の怪我で1軍に呼ばれてなんとかこのチャンスをモノにしようと必死に1日を過ごしていました」

内外野どこでも守れるユーティリティープレイヤーとして1軍に帯同し続けた二俣選手は、確かな手ごたえと同時に、次の階段を駆け上がろうと決意します。

2024年夏

「今は守備固めなんですけど、レギュラーを掴むという思いは心の中にある」

レギュラーへの思いを胸に打撃に磨きをかけたことしの春はキャンプ、オープン戦で猛アピールに成功。5年目にして初めて「開幕一軍」を勝ち取ると、開幕前日には指揮官も注目選手として名前を挙げました。

新井貴浩監督「二俣はオープン戦すごく良いものを見せてくれました。そしていろんなポジションを守れるので、彼面白いなと思って期待しています!」

2025年3月28日開幕戦・試合前

「しっかり準備してやることはやったので、後は思いきりやるだけ」

球場ビジョン用の動画撮影風景

もともとは1軍には出場できない育成出身。入団当初はマツダスタジアムで流されるVTRが作られることもなかった二俣選手は、2025年、野手で最初にビジョンに映し出されるまで成長しました。

「前日に開幕1番スタメンと言われたので、明日は絶対やってやるという気持ちになった」

迎えた開幕戦。1回ウラ、注目の第1打席。

ただ実は、その前に二俣選手をあるハプニングが襲っていました…。