広島の老舗うどん店はどう迎え撃つ?「ちから」社長を直撃
広島うどん業界への “黒船” 襲来を地元のうどん店はどう思っているのか。創業89年の老舗うどん店「ちから」の小林社長にインタビューしました。

ちから代表取締役社長 小林正記さん
「資さんうどんは昔からある会社で九州で有名なうどん店の3つのうちの1つ。かなり客層が違うと思っている。おはぎを出されるんですよね。私たちはもともと、和菓子店なので、あとにうどんができた。そこで私たちと近いんじゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、そんなことはないと思う。黒船とは考えていない。逆にみなさんに見てもらえて、一般の方がうどんを見ていただいて、うどん業界全体がプラスになれば」
ちからのうどんのこだわりとは?
ちから代表取締役社長 小林正記 さん
「一番こだわっているのは出汁ですね。出汁はその日の朝に作って、その日に提供できるように全店に配っている。したがって私たちの店は広島市内および周辺に集中している。それは朝、作ったものが配送できるかどうかだけなんですね。

田村キャスターにとって「ちからのうどん」は、中学から高校にかけてテストが終わると自分へのごほうびに食べた思い出の味でもあります。
田村友里 キャスター
「これです。おいしい。ちからのうどんはやわらかさが特長ですよね。おだしもしっかり深みが出ていて、お肉のうまみが合わさって最強です」
資さんうどんの創業は1976年で、ことしで48年、一方、ちからは創業89年。来年、90年で小林社長は100年企業を目指しているとおっしゃっていました。席は資さんうどんははテーブル席が多く、ファミレスのような感じ。ちからはカウンター席が多い。また、どちらの社長もこだわりは出汁にあります。

資さんうどんは九州7県・大阪府・兵庫県・山口県・岡山県、そして今回、広島県に出店。今月27日には千葉県にもオープンするそうです。今後は広島県西部にも出店が決まっているそうで、私たちの生活により身近なものになりそうですね。

































