
そして、迎えた今シーズン。オープン戦でまずはすごい活躍だったんです。会心の一打がホームランになると、新井監督が見守る中、続く打席でもエスコンフィールドの深いところに持っていき、2打席連続ホームラン。

そして、自身初の開幕スタメン(3月29日)の座をつかみ取りました。シーズン序盤こそプロの壁に当たったかもしれませんが、守りでもチームの窮地を救うファインプレーや、クライマックスシリーズを争うプレッシャーのかかる打席で勝負強さを見せるなど、プロとしての経験値を積んだ今シーズンとなりました。

◇ ◇ ◇
石田充 アナウンサー
ここまでの3年でした。まず若い時代、今でも若いんですけれども、高校時代をご覧になっていかがでした?
田村俊介 選手
めっちゃ恥ずかしいです。

青山高治 キャスター
ドラフト、翌日でしたね。
石田充 アナウンサー
そうなんですよ。これは愛工大名電高に行くしかないということで、われわれ、会いに行ったわけなんですけれども。あれからまた体も大きくなった感じです。
天谷宗一郎 さん
そうですね。1年目のキャンプに呼ばれたときの映像がありましたけれども、あのときよりも大きくなっているけど、締まっているっていう印象があります。
田村俊介 選手
体重はあまりそのころと変わっていないので。いろいろ、プロに入ってからのトレーニングがやっぱり体に表れているのかなと思います。
石田充 アナウンサー
体が変わりながら、そして、まわりからの期待値が非常に高い中、開幕前は侍ジャパンにも選ばれて、開幕スタメンをつかんだんですが、シーズン前半というのはどうでしたか?

田村俊介 選手
オープン戦ですごく調子がよかったぶん、開幕もそのまま行けるって思ってしまったのが、今思えば、すごく反省点だなっていうのがありますし、やっぱり打席の中の考え方も全然、オープン戦とは違うことを考えていかないといけないなっていうのもことし、すごく勉強になったので、それは来年にしっかり生かして、来年はことしと同じことにならないようにがんばりたいなと思います。
石田充 アナウンサー
そういった中で何かつかんだものというのはありますか?