ここでもサプライズの連続です。テーブルにはお菓子が置かれていて、研修中に食べてよいそうで、補充するのも自由です。まさに『もぐもぐタイム』。


そして、こちらは、16ビートに乗せてのダンスパフォーマンス。自己表現することを目的としてヒルトンでは恒例の研修だそうです。


入社1日目を終えた新入社員たちは―。


新入社員 西内香寿美さん
「みんな、個性を大切にしていて、それをチームで支えるというのが、とても印象的でした」


新入社員 池田翔大さん
「いきなりがっつり仕事っていう雰囲気じゃなかったので、すごく楽しく仕事に入る、仕事のモードに入ることができるのかなと」

入社して1週間ほど経ち、全体研修もいよいよ終盤。


この日は、新入社員全員によるプレゼンテーションです。

新入社員 尾関未来さん
「みんなでクラップしながら、ゆっくりこの人たちを囲んでいって…」


ダンスの指導を担当する人。小道具を準備するグループ。進行など全体をまとめるチーム。全員が、おもてなしのパフォーマンスに向けてチームを支えます。


最後は、総支配人をはじめ、参加者全員での大パフォーマンス大会となりました。


新人研修を担当する人事業務部の黒木さんも彼らの成長ぶりに思わず…


ヒルトン広島 人材開発担当 黒木敬子次長
「ことしの研修も終わりますが、こんなに準備してくれて…」

サミュエル・ピーター総支配人
「1・2・3! ウィアー・ヒルトン!」


「ウィ・アー・ホスピタリティ!」


ヒルトン広島 人材開発担当 黒木敬子次長
「ようこそ。ヒルトン広島への気持ちを込めて、プレゼントです」


ヒルトン広島のスタッフとなった証しとして、ポロシャツや帽子などがプレゼントされました。

研修中、毎日、ネームプレートには各自、その日の目標を記入していました。


新入社員
「1日目と全然、違います。書いた量だけでわかりますよ」

新入社員 西内香寿美さん
「1週間のオリエンテーションを通して、チームメンバー全体が、ヒルトンらしくなったとすごく実感しています」


新入社員 池田翔大さん
「クオリティとスピードの両方を追及することの大切さを学びました」


ヒルトン広島 人材開発担当 黒木敬子次長
「残酷ですけど、ここは外資系のホテルです。なので、みんなに底上げというのは一切、しません」


「平等ではなく、公平です。がんばった人にはがんばった分だけ評価がくだる。そうじゃない人、もしくは会社が求めるものじゃないという人には、それだけの評価しかない」


黒木さんはこれから先、行き詰まったときには、この新人トレーニングに立ち返ってほしいといいます。

オープンに向けてホテルでは、続々と備品が搬入されていきました。


小林康秀キャスター
「これはベッドの土台部分です。ちょうどセミダブルベッドの広さです。横を見ますと部屋番号が書いてあります。こういった箱が700から800くらい搬入されるということです」


1個当たり重さが70から80キロという備品が、次々と運び込まれていきます。

こちらでは、ホテルならではの台車など、さまざまな備品が並んでいました。そして、災害などに備えた非常用の飲料水も続々と運ばれていきます。


この日、新入社員たちは、配属先が決まり、新たな1歩を歩み始めました。