新入社員 中垣葉月さん
「仕事内容をよくわかっていないんですけど。1人なんですけど」

「1人じゃないよ! 見て、いっぱいいる」

こちらは、レストランやバーなど料飲部門に配属された新人たちです。
セールスやPRを行う営業・企画部門では、こんな自己紹介をする新人も…。

新入社員 栗山千桜さん
「(橋の上から)魚を見ていたら警察官の人にお尻をぐいっと引っ張られて、いやいや、そんなに早まらなくていいから」
夜のランニング中に橋の上で起きたエピソードに一同、大爆笑です。
ハウスキーピングに配属された2人は、さっそく先輩に指導を受けていました。

ハウスキーピング担当 片山雅統さん
「さっき言ったエグゼクティブルームのツインとキング。34平方メートルなのか」
先輩の一言ひとことを熱心にメモをとっていました。

宿泊予約などを担当する配属先では、先輩からメッセージボードが用意されていました。

新入社員 伊藤咲音さん
「メッセージまで入っていて、本当に涙ウルウルで、うれしいです」

新入社員 石川友喜さん
「わたしが希望したのはベルコンシェルジュで。でも電話対応とかもやってみたいと思っていたので、がんばりたいと思います」

配属先の希望がかなった人もいれば、そうでない人も。それぞれ社会人としての第1歩がスタートしました。
毎日のように備品が搬入される中、ホテルではおよそ100人のスタッフが参加してのイベントが行われました。

「運動ができるかっこうで集合」という指示以外は、何も聞かされていないみなさん…。

「靴とか靴下を脱いでいただければ」

始まったのは、何とヨガ。仕事への活力を生みだそうというヒルトン恒例のプログラムで、広島では、これが初めての開催です。

インストラクターのかけ声に合わせ、さまざまなメニューにチャレンジしていきます。2人から3人、そしてグループへとチームの人数がどんどん増えていきます。

そして、最後はクールダウン。穏やかな時間の流れが会場を包みます。

およそ1時間のプログラムを終えた新入社員は―。

新入社員 西本理帆さん
「すごくやる気が出て、毎日、楽しいので、仕事もがんばろうと前向きになっています」

開業まで1か月を切り、館内の装飾も仕上がる中、ヒルトンを身近に感じてもらおうと、自慢のスイーツをデパ地下で販売する企画を実施。でき上がったばかりのケーキが、慎重に運び込まれました。