秋山
こだわりというか…。いろんな方がいろんな考えをしてくださっていて、拝見もしました。ライオンズのスタジアムMCは男性の方で、盛り上げる感じの呼び出しだったので、ブルーハーツの曲(『人にやさしく』)を使っていました。

東京から広島に来る道中でマツダスタジアムの呼び出しはどんなだったかな?と思って、(映像を)見てみたら、落ち着いた感じがカープの特徴。ファンのレスポンスがありそうな曲も(歓声に)かき消されてしまうなと。カープにはそういう曲を選んでいない選手が多かったので、その中でも気分が上がるような曲にしましたね。

(ファンの間でいろいろ考察はありましたが)割と合っていると思います。嵐の曲とかもあんまり歌詞で『こういうの、知ってほしいです』とかは恥ずかしくて嫌なんですけど、もともと好きな曲だったんです。『赤』とか『青』というフレーズが合っているなという感じもあったし、サビの部分も盛り上がる。

ポルノグラフィティとCHEMISTRYに関しては、メンバーがカープのファンだというのもちゃんと確認して。ぼくが中学のときにけっこう支えられたアーティストというのもあって、これがきっかけで、いつかお会いできないかなというたくらみもありつつでしたね(笑)。

あと、頭文字をとったら、『CARP』になるというのもウラのウラのテーマでして。そう見てもらってもいいですし、ぼくとしてはそれくらい、いろいろ考えた3曲なので。これから長く使っていくことになればいいなと思います。

Q.これから終盤戦への意気込みを
 秋山
上をまだまだ狙える順位だと思います。(完封リレーだった前日のように)ピッチャーががんばって踏ん張ってくれる日もあれば、野手がカバーする日もありますし。

試合によっていろんなミスがありますけど、勝つと、その選手が救われて、『今度は自分がカバーしてやろう』という気持ちになると思うので、その繰り返しで勝ちが積み重なっていく。最後まで粘り強く踏ん張って、やり切りたいなと思います。