お酒を飲む機会が増える年末を前に、警察と飲食組合などが飲酒運転の防止に向けた啓発活動を行いました。
広島県福山市内の商業施設で行われた啓発活動には、警察や飲食組合など7団体から約70人が参加しました。
福山東警察署 木本英則 署長
「少しなら大丈夫といった安易な気持ちは排除していただき、飲酒運転はれっきとした犯罪行為であることを肝に銘じていただきたい」
地元の認定こども園の園児たちが合唱や合奏を披露し、大人たちに呼びかけました。
園児
「大人のみなさんも交通ルールを守ってください」
地元の飲食組合は宣言を発表しました。
福山飲食組合 有本靖朗 組合長
「お客様に対して、飲酒運転の撲滅を訴え、全力を挙げて、追放することを宣言いたします」

この後、園児たちが飲酒運転防止を呼びかけるチラシとともに、園児たちが作った交通安全のメッセージカードを配りました。
2024年1年間の飲酒運転の検挙件数は、広島県内で446件、このうち福山市内は166件でした。2025年は8月末の時点で、すでに県内は506件、福山市内は150件と増加傾向となっています。