およそ1300年ぶりに「レモン彗星」が地球に最接近します。

神秘的な緑色に輝くレモン彗星。明るさは、最大で4等級と予想されています。ことし1月、最初に発見したアメリカ・アリゾナ州にある天文台にちなんでその名がつけられました。

広島県呉市のかまがり天体観測館によりますと、観測のチャンスは、日の入り後の午後6時半からおよそ1時間です。肉眼で探すのは難しいため、双眼鏡や望遠鏡を用意するのがおすすめです。北西の空が開けた丘などを選ぶのが、見えやすい条件だということです。レモン彗星の最接近は21日ですが、10月いっぱい、観測のチャンスとなる見込みです。