広島市の小学校の児童が、地元のきな粉メーカーに依頼され、「毎日食べたくなるきな粉レシピ」を考えました。

きな粉を練り込んだクッキー、きな粉をからめたポテトチップス、さらには、きな粉を使ったミルクセーキ。これらのレシピは広島市立伴南小学校の5年生が考えました。きっかけは、地域にあるきな粉メーカー「上万糧食製粉所」からの依頼です。きな粉は、たんぱく質や食物繊維など、子どもの成長を助ける成分が豊富ですが、日常で食べる機会が減少しています。きな粉離れを食い止めるため、「毎日食べたくなるレシピ」を柔軟な発想で考えてほしいと半年前にお願いがありました。21日は児童たちの発表会です。

上万糧食製粉所 栗栖亮輔 社長
「おいしい、めちゃくちゃおいしい」

児童たち
「材料とか分量とか、細かいことを気をつけるのが大変でした」
「社長さんも笑顔で食べてくれてたから、おいしいのかなっていう感じ」
「きな粉を食べた人が元気になるようにという思いでつくりました。やっぱりうれしい気持ちがいっぱいあります」
「しっかり世界に広めて、みんなが健康になってほしい」

上万糧食製粉所 栗栖亮輔 社長
「大人では思いつかないような斬新・柔軟な発想でレシピを考えてくれたし、そこまで子どもって考えるんだという、きめ細やかな思いやりもあって、勉強になりました」

子どもたちが考えたレシピは、30日にウエマンのホームページに掲載されます。