□ 広島の道路の掟 その二
右折待機線が引いてあったら
車も軌道敷内で待っとりゃええけえの

JAF 田中 浩司 課長
「軌道敷自体も右に曲がるという交差点になります。この交差点は道路に白い点線がありますので、それに沿うような形で交差点まで行きます」

― 軌道式内を通って、ここまで?
「はい」
本当にここで止まってもだいじょうぶ?と思ってしまいますが、この交差点のように軌道敷内に白線が引かれている場合は、レールの上で右折待ちしてもかまわないのです。

JAF 田中 浩司 課長
― 後ろから来る電車も一緒に右折する形になるわけですね?
「そうですね。車と同時に路面電車もちょうど今、後ろから来ていますが、右折をします」

最後は、広島市南区の宇品通り。広島港に向かう電車が行き交いますが、車は片側1車線ずつしかありません。

JAF 田中 浩司 課長
「電車との距離が非常に近い。電車側に寄り過ぎない。そして、歩道を歩いている方もいるので、道沿いを歩いていれば、左に寄り過ぎない。そういった左右の位置を意識するということが、せまい道では注意する必要があります」

こういう道ならではの “掟” は…?