集会で「見て見て」「高校生みたいな人が売人」

▽逮捕された中学生と同じ学校に通う生徒
「学校に持ってきたりとか、他の子に見せびらかしたりとかしてましたね」

――大麻を?
「はい」

――どんな感じのものでした?
「袋に入っていました。袋に入ってて、集会の時とかに隣にいた子とかに『見て見て』という感じでやっている現場はちょくちょく見ていました」

また、大麻の入手法についてはー

――大麻をどこから手に入れているのか
「高校生ぐらいの人たちが売人みたいな。売っているという話を聞いたことがあります。高校生というか、多分高校もいかないで、働いているような人たちが売っているみたいな感じ」

「こんな身近な人も手を出すんだなって」

いまや中学生の日常のすぐそばに存在する大麻。県警によると、2023年は11月末時点で中高生など24人もの少年が摘発された。

まん延しているかに見えるが、取材に答えた生徒は、『それでも多くの生徒は薬物への関わりに否定的だ』と話す。

▽逮捕された中学生と同じ学校に通う生徒
「大麻を止めることと、自分は絶対に周りの子たちと声をかけあって、絶対に手を出さないようにしたい」