■ミラノ・コルティナオリンピック™ フィギュアスケートペア フリースケーティング(日本時間17日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
フィギュアスケートペアのフリースケーティング(FS)が行われ、“りくりゅう”こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が大逆転の金メダルを獲得した。会場総立ちとなる圧巻の演技でフリー世界歴代最高得点となる158.13点をマークし、ショートプログラム(SP)5位から見事頂点に立った。同種目、日本史上初のメダルを獲得する快挙となり、SP首位との6.9点差をひっくり返しての優勝は、現行採点システムに移行してから最大差となる歴史的な逆転劇となった。
前日のショートでは得意のリフトでバランスを崩し、首位と6.9点差の5位発進と出遅れたりくりゅう。フリーは第3グループの最終滑走に登場した。演技冒頭で高さのある3回転ツイストリフトを決めると、続く3連続のジャンプシークエンス、ショートで失敗してしまったリフトもこの日は安定感抜群。さらにスローの3回転ルッツ、スローの3回転ループも鮮やかに着氷、後半も息の合った演技で会場を沸かせた。圧巻の演技で滑り切り、リンク上で涙を流しながら喜びを分かち合った2人。
得点は団体でマークした自己ベスト(155.55)を上回り、フリーで世界歴代最高得点となる158.13点。合計も歴代5位となる231.24点を記録した。これまでのフリー歴代最高はロシアのA.ミーシナ/A.ガリアモフ組の157.46点(22年欧州選手権)。
りくりゅうが大舞台で4年ぶりに更新。観客席で見ていた坂本花織(25、シスメックス)も迫真の演技に涙を流していた。残り4組の演技を待つ形となったが、最終グループ4組の演技が全て終わり、金メダルが確定すると会場は大歓声。三浦は一瞬呆然となるも、号泣する木原と抱き合った。
“りくりゅう”は2025年の世界選手権で2大会ぶり2度目の金メダルを獲得。同年12月のグランプリファイナルでも優勝。今大会、団体ではショート、フリー共に会心の演技で自己新をマークし、日本の2大会連続銀メダルに貢献。そして、個人戦でもついに悲願となる金メダルに輝いた。りくりゅうのメダルで、日本は今大会、冬季五輪過去最高のメダル数(北京五輪)「18」に並んだ。
【フィギュアスケート・ペア結果】
金)三浦璃来/木原龍一 231.24点
銀)A.メテルキナ/L.べルラバ(ジョージア)221.75点
銅)M.ハーゼ/N.ボロディン(ドイツ)219.09点

















