「傘売り場にやってきました。日傘というと黒でシンプルな印象がありますが、今ではこのようにカラフルでデザインが豊富な日傘が増えているんですね!」

デパートリウボウ 與儀凛子さん
「元々は、紫外線予防ということで、黒の色が人気があったんですけど、最近は、遮光性の高い生地を使用していますので、他のカラーも人気となっています。」
Q特にオススメありますか?
「こういった二つ折りのタイプが人気がございまして、ショートタイプと三つ折りの良いとこ取りをした2つ折りが軽量であります。開閉がしやすくなっておりまして、こういった感じでワンタッチで開けるタイプ、三つ折りに比べて折り畳む手間も少ないので人気があります」
遮光率99.99%と遮光性が高いものに加え、更にここ数年で軽量の日傘が増えたということです。その重さ200~300gと持ち運びに便利なものが増えています。
一方で、こんなものもー。
「55センチの通常よりも長いタイプになりまして、色見も落ち着いていますので、男性のお客様でもご使用頂けやすいかと思います。」
「確かに色合いがシックで、男性が持っていても全然違和感ないですね。」
店では男性客が日傘について問い合わせに来ることもあるといいます。男性用の売り場では、女性用ほどの種類は無いものの以前より晴れの日でも使える晴雨兼用の傘が増えています。

雨傘より兼用の傘を買う男性が増えていますが、まだまだ県内では日傘を買い求める
男性は少ないのが現状です。
30代女性
「日差し強いので、男性がさしていても全然いいと思います」。
東京からきた60代男性
「(日傘を)さすと快適です、帽子より全然違うかもです。風も通るし。(男性が差すことは)良いと思いますよ。東京はけっこう差していますよ。」
環境省のデータによりますと、日傘を使って強い日差しから体を守ると、陰の中にいる状態となり、汗の量が17%減ることが分かっていて、男女問わず熱中症対策で日傘を差すよう呼び掛けています。
そして実はここ沖縄では、琉球王国時代に士族の男性が日傘を差す習慣があったと
いわれています。