6日朝早く線状降水帯が発生し、その後も雨が降り続けている本島北部で冠水被害が相次いでいます。
櫻井記者「名護市の国道58号です。海面が普段より高くなり、風により巻き上げられた海水と、激しい雨で前が見えにくくなっています」
台風6号の影響で線状降水帯が発生した本島北部では、その後も発達した雨雲によって雨が降り続いています。
名護市では午後1時10分までの24時間に254ミリの大雨となり各地で冠水の被害が相次いでいます。
櫻井記者「道路一面が冠水し、トラックや軽乗用車が水に浸かっています。そして、奥の集落にも水が押し寄せています」

名護市の山入端集落は5日午前9時40分ごろ、周辺の道路と集落が水に浸かり、現在も冠水が続いています。

住民「こっちぜんぶもう海と一体になった感じ、すごかった。びっくりした」
名護市東江の海岸沿いの集落は、海水とともにビーチの砂が入り込んで道路を覆っていました。

住民「こっちはもう大変なことになっているよ。海から石が…」「バリケードしてなかったから全部砂被っちゃってて、車の下まで砂がいっぱい」
本島地方は6日夜まで大雨や土砂災害に厳重な警戒が必要です。