宮古島市で4日未明、陸上自衛隊が基地の外の公道を初めて使用した行進訓練を実施しました。

この訓練は、災害発生時の道路倒壊などで救援物資が車で運べないことを想定し、災害対処の能力向上を図る目的で実施されたものです。

訓練に参加した教育入隊中の16人は午前1時に保良訓練場を出発し、非常用物資や機材など30キロの荷物を背負って10キロ離れた海岸をおよそ6時間かけて往復しました。

宮古島市で公道を使用した自衛隊の訓練ははじめてのことです。
宮古島市には行進開始の4時間前まで暴風警報が出されていました。