誰にもいずれ訪れる「老化」 人は老いると日常生活が困難になり介護が必要になります。しかしその介護について困りごとを抱えている人は少なくありません。


介護を担う男性
「自宅より施設のほうがいいのではと客観的に見て思うが、妻はぎりぎりまで家でみたい本人も家がいいということで、色んな葛藤がってそれが悩みというか課題かなって感じですね」

介護を必要とするレベルは要支援と要介護の7段階に区分されていて、症状の重さによって介護保険の補助額が変わります。この補助金を介護サービスや住宅改修などに活用することができ、介護利用者の金銭的な負担を軽減しています。

自宅で介護をする女性
「介護は初めてなので何も分からなかったが年々分かるようになってきたというか、援助が必要だったり補助金を活用したり」



しかし家事代行や送迎など、生活に必要なサービスなどは保険が適用されないものも多くあります。こうしたものを保険適用外サービスとしい近年需要が高まるなど、介護サービスの在り方が問われています。

事業所での会議
「きょうはしっかり付き添って先生の話を聞いて報告書にまとめて、兄弟で検討したいというのが一番の思いですね」

沖縄市の福祉事業所・ハレルヤ。ここでは介護の資格を持ったスタッフが病院に通う高齢者に付き添う事業を4年前から始めています。付添うスタッフが診断内容や医師とのやりとりをまとめ家族に報告を行うこの事業は介護保険の適用外のサービスですが年々ニーズが増えているといいます。

福祉事業所ハレルヤ・大城五月さん
「付き添いをしたいけど家族も病気で付き添いできない、仕事で付き添いできないと様々な事情がある。家族にとって本人は大事な存在で病気も悪化してほしくない介護の重度化も予防したい気持ちがあるので」


この日は実際の付き添いの現場に同行させてもらいました。付添いを行うのは70代の男性。いわゆる独居老人で普段は1人で病院に通っています。しかし病状の悪化が見られるも、詳しい内容が分からないとして、親族が付き添いを依頼しました。
いつものようにタクシーを呼んでスタッフと男性は病院に向かい、診察室に入ると主治医から驚きの言葉が飛び出しました。