新型コロナウイルスの流行に対して県がとる対策について、県は1日、“個人の選択”を尊重するとした新たな方針を発表しました。
玉城知事「感染対策が個人の選択と判断を尊重したものへと変わるため、療養の仕組みも大きく変わります」

玉城知事は5月1日の会見で、新型コロナが感染症法上の扱いで『5類』に移行する今月8日以降、県がとる感染対策は「行政が様々な要請などをする仕組み」から、「自主的な取組みをベースにしたもの」に変更すると発表しました。
一例として、感染者は療養期間中、法律に基づいた外出自粛を求められなくなります。
症状発生から5日間外出を控えることや、10日間は不織布マスクを着用することについては、「推奨する」という表現にとどめています。また一日の感染状況を毎日公表することもやめ、インフルエンザと同様に、県内54の医療機関での定点把握となります。

外来診療や入院費などは自己負担となり、無料のPCR検査も有料になるということです。