2014年に那覇市の「前島小学校」と「久茂地小学校」、2校が統合して開校した「那覇小学校」。
その第1期生として6年生の1年間を那覇小学校で過ごした卒業生がことし20歳を迎え、記念式典の前日にタイムカプセルを開けました。

8年の時を経て届いたメッセージとともに当時の思い出を振り返りました。
(待ち合わせ場所に集まる卒業生5人)
「おー!久しぶり!」「覚えてる?」
久しぶりの再会に笑顔を浮かべる那覇小学校の第1期卒業生たち。「はたちの記念式典」を翌日に控えたこの日、およそ40人が集まって、タイムカプセルの開封式が行われました。
Q:タイムカプセルの中は何が入っているの?
「覚えていないです」
「将来の自分に向けての手紙があった気がする」

2014年に「前島小学校」と「久茂地小学校」が統合する形で開校した「那覇小学校」。当時、前島小学校から37人、久茂地小学校から32人が6年生として入学しました。

久茂地小学校に通っていた末吉さん
「なはーとがある場所が元々久茂地小学校があった場所で、1年間だけ那覇小学校に通っていましたね」
前島小学校に通っていた具志さん
「仲良くなれるかなって心配はあったけど、学校生活ってずっと一緒にいるから仲良くなるのは早かったかなって思います」
6年生の間だけ新しい学校に通い、同級生が2倍に増えるという特別な経験をした第1期の卒業生。保管されているタイムカプセルを受け取りに校舎へ向かいます。
「『20歳の私たちへ』って書いてある。何書いてるんだろう。」
タイムカプセルを会場へ運ぶ前に、当時の教室をのぞいてみることに。一瞬どの教室か迷いますが…
「ぜったいここ!」「こっちかあー!」
「おれ席この辺だ!」「これ(掃除道具を指して)とかあった気がしない?」
「これはあった気がする」「みんなで掃除した記憶あるね」
卒業アルバムを開くと更に鮮明に記憶が蘇ります。

「これ自分ですね。朝会の司会をやっていた覚えがあります。」
「これ花音(かのん)だ!」
「この服よく着てた。フラワーアレンジメントをやったんです。なつかしい。」
「1年間だけど2~3年くらいの濃さがあった感じがします。新しい学校だったから出来た体験みたいなのも多かった気がします。」
