今帰仁村にある北山高校で、駅伝部の監督の教諭が退職を迎えることから、部員らが感謝の駅伝を開催しました。

駅伝部の監督を10年務めた教諭の大城昭子さんは、北山高校時代は中距離選手として活躍し、大学から長距離を始めました。

2014年から駅伝部の監督を務め、県大会では男子6回、女子5回の優勝、さらに全国大会で県勢男子最高の27位という成績に導きました。

3月23日は8キロほどの距離を部員や教え子らおよそ30人で走り、最後はお孫さんと一緒にゴールテープを切りました。

北山高校駅伝部 東江蒼琉主将
「厳しいんですけど、その裏には優しさがあって、生徒思いの先生です。日ごろの感謝はいっぱい伝えられた」

退職する 大城昭子さん
「選手がいなければ私のエネルギーもここまで持たなかったし、子どもたちが応えてくれたというのが私にとっては一番の感謝」

大城さんは、今後は外部コーチとして駅伝部の指導を続けるということです。